姫田忠義 ブログ 雑誌 DVD 本


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姫田忠義プロフィール

姫田忠義の本

ブログ

からむしの魅力

(2005-07-26 07:25)

2005年8月4日に、川田順造氏が来村する。からむしの調査、である。民族文化映像研究所の姫田忠義所長から昭和村役場に連絡があった。佐藤孝雄氏(なかよしバンド)が案内することになったそうで、私にも彼から連絡がきた。 大芦の五十嵐初喜さん・スエ子さん夫妻を訪問することになりました。 民映研アーカイブスから、『からむしと麻』が55分の16ミリが30分に短縮されてビデオ化、発売されたばかりです。20年前の昭和村が映っています。 姫田さんには青年期、佐藤と私はお世話になりました。その顛末は佐藤の自費出版本に詳しく書かれています。じねんとの発刊が映画撮影の協力(3カ年)、からむしの調査、、、、栽培実例体験、、、、でした。いつも議論していたのは、人間と地域のアイデンティティの確立をどうするか?というのがテーマだったように思います。

姫田忠義『奥三面』

(2005-08-02 11:50)

まさに民族誌映画ど真ん中です。生活の生業をきっちりとフィルムに収め、冬から始まる四季を通じて年中の生活を紹介する。生活がボリューム大に紹介されているからこそ、ダムに沈むという意味が、色濃く映る。 ダムに沈むということを中心に2時間の映画をつくることもできただろう。若い撮影スタッフも「ダム建設反対運動をしませんか」と姫田さんにもちかけたらしい。4年に及ぶ製作で、ダム反対ではなく、生活の年中記録が映画の中心としてあり続けたということは、この映画の特徴の一つではないだろうか。このスタンスは王兵監督『鉄西区』に通じるものを感じた。監督の強烈な意思と、とことん明確な映画の目的。

今日の講義

(2005-07-6 20:33)

今日、仕事場で講義があり 民族文化映像研究所 の姫田忠義氏の話を聞いた うちの仕事は舞台関係なんだけど、講義終了5分ぐらいの話がすっごいおもしろかったんです  その中で 「自分の行為を評価するのは他者!」 「あなたたちは他者に向けてやるわけではない!」 「姿、形をもてない質はない」 「先達の後を追うことこともあるが、自分自身がないと  自分の道を進むべきである」 姫田先生楽しい方でした 映像ももしろくて映像の中で人の生き様がみえてきました

土曜日の勉強

(2005-07-13 23:52)

3 現代の基層文化   民族文化映像研究所と姫田忠義の仕事 彼等の活動は「安保後」つまり日本の「高度経済成長」期の始まりから開始された。日本人が怒濤のごとき   大民族移動(農村、山村、漁村から都市へ、都市へ)を始めた時である。過疎と過密はここから始まる。実   際のこの移動は1955年頃に始まっていた。   この民族大移動がどのような現象を全社会的にもたらすか、とりあえず彼等はベクトルを逆に向けて、農村   へ、漁村へ、山村へ向けた。それから45年、その志は持続して、変わることはなく、最近も『粥川風土     記』を産んだ。わずかに残る「忘れられたもの」「切り捨てられたもの」を列島各地に求め、その作品を世   に問う。日本はもとより、世界中に上映するのだと、4月24日の現地上映会で姫田忠義監督は粥川谷の住   民に向かって語った。その作品には地域の人々の細やかな文化と世界的に通用する普遍的な人間の原型性が   あるが故にかたり得たことであったと思う。現に観客の一人たる私は谷の老人達の諸活動の姿に人間として   のある「原型」を見た。「原型」の始源、「原型」の歴史、「原型」の現在。これは頽廃し自滅する現代社   会、都市「文明」への強烈な告発であり、根底からの批判としての「現代神話」の一つではないか?   姫田忠義監督は「基層文化とは精神文化に他ならない」という。私が考えるには「精神文化」とは「人間の     原型」のことではないか。そして「人間の原型」を語るもの、それこそ「神話」に他ならないのではない      か?忘却し、溶解し、崩壊した「人間の原型」の姿が都市の、現代日本の現在ではないのか?   柳宗悦の民芸論   宮本常一の民具論  

Midnight Sobbing

(2005-07-13 23:52)

 「基層文化は精神文化だ」と言ったのは映像民俗学者姫田忠義である。1960年代から民俗学者宮本常一の薫陶を受けながら、映像で民俗学をやると決意して40年余り、姫田は一貫してこの精神文化としての基層文化を追求し、数多くの映像作品を世に送りだして来た。  最近4月24日、その自主制作になる「粥川風土記」の現地初上映会があって、参加させてもらった。良い出来栄で、感心させられることが多かった。その参加記はまた別に書こう。ここでは映像を見ながら考えた「基層文化は精神文化だ」という姫田のテーゼに付いて、若干の愚考を書いてみたい。 「基層文化」論私考 『粥川風土記』初上映会参加記 2005.05.05. 名古屋 ****

鑑賞メモ

(2005-07-14)

7/30 -------------------------------- アイヌと記録映画作家・姫田忠義@川崎市市民ミュージアム 12人の写真家達と戦争@東京都写真美術館 島唄&ポップスナイト@青山cay 知名定男+吉田康子(初代ネーネーズ)+長谷川きよし     8/13 ---------------------------------- 中国★美の十字路展  Follow Me!新しい世紀の中国現代美術@森アートミュージアム ■ ------------------------------------- 仕事の関係で、この一ヶ月で約70本以上の映画と世界中のCMをざっくりと見た。質の良いものとそうでないものの境界線は、意外とはっきりしているような気がした。あくまでそんな気がしただけ。

森林ニッポン

(2005-08-13 04:06)

ルポライターの足立倫行さん。1997年1月〜7月まで東京新聞に連載されたものを集成した『森林ニッポン』(1998年5月刊・新潮選書)。1997年当時のカンケが第4章に登場しています。現在は、民族文化映像研究所の姫田忠義さんを取材しています。最近読み返して7年前の自分に会いました。ただ2001年以降、花の仕事に専念することから、自然保護運動にはかかわっていないので、多くの人々との交遊も途絶えたままです。 この年の5月14日に交通事故で、入院し、1年以上仕事を休んでいます。9月に病院で執筆した本が『イヌワシ保護一千日の記録』(はる書房・1997年12月刊)です。自分の歩みを自分で書くことと、その当時に受けた取材で話したこと、、、、、ひさしぶりに読み返しました。 足立さんの本には、『奥只見物語』(世界文化社)でも取材を受けています。 このたび『会津学』の出版にあたり、佐藤昌明さんの仕事、、、、ルポですが2編を収録できました。奥会津書房の編集部のネコ、、、、、名前はハナ。本誌の巻末にも掲載されています。

ワンナイト

(2005-07-13 23:52)

から9月4日までのプログラムは素晴らしい! <会社のウラ側、お見せします。>、<われらサラリーマン>と題して、 東宝のサラリーマン映画特集。 加えてモーニングは「アイヌと記録映画作家・姫田忠義

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