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写真でつづる宮本常一
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写真でつづる宮本常一の詳細
- Amazon.co.jp ランキング: #477590 / 本
- 発売日: 2004-04
- 版型: 単行本
- 277 ページ
写真でつづる宮本常一のエディターレビュー
内容(「BOOK」データベースより)
旅を住処に全国をくまなく歩き、民衆の生活を記録しつづけた民俗学者・宮本常一の生涯と人間像をつたえる写真集。
内容(「MARC」データベースより)
旅を住処に全国をくまなく歩き、民衆の生活を記録しつづけた民俗学者・宮本常一の生涯と人間像をつたえる写真集。残された写真を中心に、宮本常一の思想と行動の全体像を振り返る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
須藤 功
昭和13年(1938)、秋田県横手市生まれ。昭和41年(1966)から昭和55年(1980)まで、日本観光文化研究所において宮本常一の教えをうける。平成元年(1989)、日本地名研究所より第8回「風土研究賞」受賞。民俗学写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
写真でつづる宮本常一のカスタマーレビュー
文章からは分からない宮本さんの素晴らしさ
宮本常一さんの本は「忘れられた日本人」を読みかけくらいである。
宮本さんを知ったのは網野善彦さんの本や佐野眞一さんの本からであり、順番がおかしい事は認める。けれども、やはりこの本は良い。
旅の巨人と言われ、今年が生誕100年である宮本さんの評価がここに来てまた高まっているようである。誰もが注目しなかった様な山村の人や差別される側、あるいは女性、性の問題などに自然の態度で接し、遭った人からは本心を聞きだしてしまう宮本さんの姿がこの本ではこれでもかと言うくらい明らかになっている。
誰もがしゃべりたくなってしまうだろう宮本さんの笑顔、真面目さがにじみ出ている。これは結核で死を覚悟した宮本さんだからだろうか、日本人の源流を見極めたかったのだろうか。
文章だけから想像される宮本像を、この本はさらに深く生身の宮本さんを見せてくれていると思う。ますます宮本ファンになってしまう自分がここにいる。