宇佐神宮
大分に広島から車でいくには広島からのフエリーが廃止になってから山口の徳山港から大分は国東半島の東、国東市の国見町竹田津港にフエリーで行くのが近い。そして国東半島の北を西に向かい半島の付根が宇佐市だ。ここは古代より有名な宇佐神宮がある。天皇即位の信託を授けた歴史もあり皇室の祟敬も深く全国4万社あまりある八幡宮の総本社で伊勢神宮に次ぐ宗廟である。 駐車場から橋を渡り鳥居をくぐり階段を登るとこの朱色の拝殿が美しく聳え立っていた。725年に応神天皇、731年に比売大神、 823年に神功皇后を祀っている。境内は杉や照葉樹におおわれ凛とした美しさがなにごとかありがたく思える場所である。かつては寺もあり五重の塔などもあったようだが明治維新の廃仏毀釈で失われた。このように我々がより所にする神社仏閣も時の政治に利用され祀神や宗派がかわっている場合もある。