東城お通り 母衣(ほろ)行列
(2006/11/03)
広島県庄原市東城町で300年も続いている行事「お通り」。武者や代官や殿や姫や長刀をもった女中や弓を持った家臣などが「したにーぃ、したにーぃ」の掛け声にあわせ東城の町を練り歩く大名行列を見に行きました。
よそで見られないのがこの写真の母衣(ほろ)行列 。母衣(ほろ)とは平安時代末期に武者が鎧の背につけた矢よけの布の武具でその後籠が加わり江戸時代には装飾がつくようになりました。サザンカの花飾りやその上の武者人形が華やかです。最後通る華童子(はなわらべ)の子供達もかわいい。備後東城の奥深い城下町の風格に触れた1日でした。
東城お通り 華童子(はなわらべ)行列
東城お通り 鉄砲隊 行列