金儲神社
境港に行った帰りに金屋子神社の本社に行って見ました。その入り口の池にこんな小さな神社が祀られていました。
金儲神社の由来
立て札には以下の説明が書いてありました。
幼くして母をなくし、ふぐな父に養育され、父家運つたなくして、他郷にいで、昭和9年9歳、小学校4年の時、私路頭に迷い、金屋子神社宮司安部正法翁並びに母堂キワ様に拾っていただき、養い子として預けられ通学の傍ら、神社や社務所の掃除の手伝いをしながら、色々教育を受け身につけて、昭和13年学校卒業まで大変お世話になったものでございます。
昭和10年頃のこと神社本殿掃除中、偶然金屋子さんのお使いの白蛇様が三方に乗っておられ
ちりが溜まっており、この池で白蛇様のからだと三方を洗いお清めしたことがあります。
以来私に心霊が通じ、霊威が出てくるようになり、金屋子さんを信仰して参りました。金屋子さんのご加護並びに、地区の皆さんのお蔭を受け、現在の梅林商会を設立することができたしだいで御座います。
昔より、鉄山師の方々皆金屋子さんを信仰して、金儲けされ、大財産家で旦那さんになっておられます。この度の遷宮に当り金屋子さんの神霊により、金儲神社を造り献上すれば、金屋子神社と共に信仰する者は、金が儲かり、金運が授かるとのお告げがあり、宮司さんに申し出てこの社を寄進させて戴きました次第で御座います。
金の信者の神と書いて有ります。金屋子神社、金儲神社共に信仰すれば、金が儲かり金運が授かります。必ずやお守り下さるものと信じております。
昭和63年11月5日
当町 西比田
(有)梅林商会
体表者 梅林幸雄