神杉大田植
古墳が点在し弥生時代から稲を作っていた 三次市の神杉地区で44年前に行われていた共同田植が 神杉地区自治会連合会と 神杉大田植実行委員会の主催で復活して8年目です。 中国山地各地で田の神様(サンバイ)さんを迎え、感謝と豊作を願う 意味合いがある集団での田植。はやし田、花田植、牛供養田植など と同じ歴史のつむいできたもののひとつでここ神杉では大田植と よばれています。
神杉大田植の牛
きれいな鞍に飾りをつけた牛が代掻きを終えてかえってきていた。牛も多くの見物人や慣れないことをして疲れている ようでした。
神杉大田植 田植え歌
田植え歌を歌う男性と合いの手を入れる女性の歌声がのどかに鳴り響いていました。
神杉大田植 鳴り物
田植え歌にあわせて金や太鼓をたたく男たち。それにあわせて女性たちが稲を植えて生きます。 太鼓をたたく人が腰をそらしたり、バチを投げたりするようなパフォーマンスはここでは見られませんでした。
神杉大田植
手前の2人は木枠にあわせて苗を植えています。定規田植というようです。他は糸にあわせて植えています。