朝鮮通信使再現行列 呉市下蒲刈

朝鮮通信使再現行列

朝鮮通信使再現行列

広島県呉市下蒲刈に行きました。今年で12回めになる朝鮮通信使再現行列を見るためです。 黄色い衣装を来た楽隊は大韓民国プチョン市キョンギ国際通商高等学校の高校生です。

朝鮮通信使再現行列 出発式

出発式

実行委員長や韓国の正史役や呉市長など来賓の挨拶がありこの呉市役所下蒲刈支所前から 下蒲刈中学校まで約1km30分の当事再現したパレードが進みます。

朝鮮通信使再現行列出発

朝鮮通信使再現行列出発

この前にかかる橋は蒲刈大橋です。47年前下蒲刈島と上蒲刈島の間に掛かりました。長さ480m幅8mです。 今では本土からこの下蒲刈島に安芸灘大橋も8年前にかかり陸続きになり観光で来やすくなりました。 福岡を中心に韓国伝統打楽器を演奏するグループ「ハンソリ」が先頭を進みます。

朝鮮通信使再現行列 蘭島閣美術館前

朝鮮通信使再現行列 蘭島閣美術館前

以前福田平八郎の展覧会を見に来た蘭島閣美術館前をたぶん広島の在日に人たちが民族衣装をつけて通っていきます。

朝鮮通信使再現行列 楽隊

朝鮮通信使再現行列 楽隊

赤と黒の衣装を着てキビキビと楽隊を指揮する長身の女性が魅力的でした。

朝鮮通信使再現行列 ふれあい

朝鮮通信使再現行列 ふれあい

沿道の観客も拍手したりして歓迎します。それにあわせ愛嬌をふりまきながら華やかにパレードを盛り上げている この人も輝いていました。

朝鮮通信使再現行列 船入り

朝鮮通信使再現行列 船入り

当事はこのような小早船で水先案内をしたのでしょうか。当事のがんぎが残る 三之瀬の港に登りをたてて船が入ってきました。

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朝鮮通信使とは

1655年ごろから1811年の間に12回朝鮮から将軍への使節として最大500人の人々が 瀬戸内海を船で航行し大阪で川船に乗り換え淀に上陸し江戸へ向かった。 鎖国の時代にあり外国の異風を感じたり、文化交流をしたりする意義もあり まるで今のオリンピックを開催するようなものだと私は思った。 これだけの人を迎える各藩や浦々の人もたいへんだったろう。

朝鮮通信使資料館

朝鮮通信使資料館

別名ご馳走壱番館。この建物は富山県から移築した旧有川邸です。管内に当事のご馳走の模型 も展示してあります。

朝鮮通信使資料館

朝鮮通信使資料館

別名ご馳走壱番館。この建物は富山県から移築した旧有川邸です。管内に当事のご馳走の模型 も展示してあります。

朝鮮通信使 上陸地点

主な瀬戸内海の上陸地点は長門赤間関、周防上関、安芸蒲刈、備後鞆、備前牛窓、播磨室津、摂津兵庫 の7箇所であった。もちろん風雨などで臨時に碇泊した場所もある。倉橋島鹿老渡など。 この中でごちそう一番ということでこの下蒲刈島の三之瀬が印象深かったようだ。 いまこの場所にはそれらのご馳走を展示する全国でも唯一の朝鮮通信使資料館 (松濤園)がある。
詳しくは 朝鮮通信使ナビ in 呉市 しもかまがりで。

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