姫路城の二の丸大手門は3の丸から2の丸にはいる門で番人詰所や馬見所を備えた櫓門。 桁行10間、梁間4間と姫路城内で最も大きい。中央三間に武者窓その左右にお寺にある華灯窓があり装飾性が高い。安土桃山時代の様式が残る門です。格子は檜材に黒漆が塗られ菊紋や桐紋の飾り金具が輝き格調高い。右上には庇付出格子窓もある。
さがしてみよう日本のかたち〈2〉城
文章 中村 良夫
この本を参考にしました。城の意匠や姫路城のことがきちんとした写真で紹介されています。
法政大学講師 谷口研語さんの「姫路城を知る」の7ページに及ぶ解説や姫路城復元創造図などもあり当時の姫路城の様子がよくわかります。写真や図が多く読みやすい本です。定価1600円+税で山と渓谷社2003年1月発行の本です。