2020年4月12日
ケンブリッジ大学の科学者のおかげで、プラスチック廃棄物のリサイクルの問題はすぐに解決できます。
プラスチック製品が人々の暮らしに入ったとき、多くの人々がその利点を高く評価しました。それは、さまざまな製品の製造業者にとって、それらは安価な包装材料および容器であり、一般市民にとって、プラスチック家庭用品は時々かけがえのないものになっているためです。 しかし、使用済み製品からそれほど多くの廃棄物をどこに置くのでしょうか? この問題は現在、世界中で関連しています。
次の研究の専門家チームは、プラスチックを食べる新しいタイプの細菌を発見しました。 以前は同様の微生物が見つかりましたが、ポリウレタンを処理することができず、この細菌はそれを完全に処理します。
科学者たちは、これらの細菌の助けを借りて、以前はこれに負けなかったプラスチック廃棄物のリサイクルの問題を解決できることを願っています。 新しい種類の微生物を研究するには数年かかるかもしれませんが、それだけの価値があります。
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この細菌は堺市内のペットボトルの処理工場で、京都工芸繊維大の小田耕平教授(現・名誉教授)らが見つけた。発見場所にちなんで「イデオネラ・サカイエンシス」と名付けられた。
慶応大に在籍していた吉田昭介さん(現・奈良先端科学技術大学院大特任准教授)らの研究で、特殊な2種類の酵素を出して、ペットボトルなどの素材として利用されているプラスチックの一種「ポリエチレンテレフタレート(PET)」を分解し、栄養源としていることがわかった。厚さ0.2ミリのPETを、約1カ月で二酸化炭素と水にまで分解するという。
2016年に吉田さんや小田さんらが研究成果を論文発表すると、世界が驚いた。細菌がどのようにPETを分解しているか研究すれば、PETのリサイクルがより安く、簡単にできると期待される。さらに、プラごみ問題の解決にもつながる可能性もある。繊維会社など世界の大手企業から問い合わせが殺到。各国が研究に取り組み始めた。
17年に中国科学院などの研究チームが酵素のうちの一つの構造を解析して論文を発表。18年には構造をより詳細に調べた韓国の研究チームや、チリの研究チームなども次々と論文を出した。英国の研究チームが酵素を改良して分解速度を少し速めることに成功すると、英公共放送BBCは「ペットボトルのリサイクルに革命をもたらし、プラスチックをより効果的に再利用することを可能にする」と報道した。 今年になっても、ドイツのチームがもう一つの酵素の立体構造の解析に成功するなど、研究競争は過熱している。吉田さんらも効率よく分解させるための条件を探すなど競っている。