史跡萩反射炉
鉄の道・中国地方の鉄に関する旅の調査のために萩の反射炉を訪ねてみた。 幕末、海外の大砲に対抗するための製鉄技術の幕開けの産業遺産である。 公園としてよく整備されていました。
萩反射炉 世界遺産へ
日本政府は2015年5月4日にイコモスが、幕末から明治にかけての日本の近代化に貢献した重工業施設「明治日本の産業革命遺産」福岡など8県を 世界文化遺産に登録するよう勧告したことを発表しました。 この萩反射炉もその中にはいっています。
萩反射炉の煙突
玄武岩とうえはレンガで積まれた高さ11mの反射炉の煙突。幅は5mぐらいある。
萩反射炉の構造
アーチ形の炉で熱を反射させ金属を溶かす方法。高い煙突で酸素を取り込み炉内を高温にする。硬くてもろい鉄をやわらかくて ねばりのある鉄に変えることで砲弾の衝撃を受け止めることができた。
萩反射炉の煙突
この煙突は実験用に用いられて実用化はしなかったみたいです。
萩反射炉 国の近代化産業遺産
萩反射炉は平成19年度に経済産業省により国の近代化産業遺産に指定されています。 位置地図