たたら遺跡を求めて二本谷探検

たたら遺跡を求めて二本谷探検

二本谷の林道

二本谷林道を谷に添って登ります。ここ 三次市君田町櫃田は江戸時代から明治時代はたたらの生産地でした。 その一つである二本谷へ神之瀬峡森林環境インストラクター協会の仲間と探検へ行きました。 炭焼き跡などありますが、かつての面影は森林されているのでほとんどわかりません。 川の中に鉄滓があることがここがたたらの谷だった事を思わせてくれました。 春速い季節サンシュユ黄色い花が谷を彩っていました。

二本谷鑪

たたら遺跡を求めて二本谷探検

時間切れの為途中で引っ返しました。6kmぐらいの谷に今は人は住んでいません。ここでは 弘化(1845)から万延(1860)ごろの記録で鍛治屋も同時期操業しています。鍛冶屋というのはたたら製鉄できた鉄をたたいて粘り強い 鉄に鍛えて町の鍛冶屋で使える製品を作る場所をいい鑪(たたら)のちかくにありました。二本谷の入り口近くにあるタタラ跡は明治の初め頃まで操業していた。伊予谷ユリ宅の前の水田が鑪跡。近くに4m四方深さ1.5mの石垣で作られた池がある。この上方に金屋子神社があった。砂鉄は茂田から運ばれていた。ここの銑(ずく)は(鋳物の材料、包丁鉄の原料)はこの谷の上流の雄吉原鍛治屋にいった。一本木利夫宅の近くにタタラ床と呼ばれる炉跡がある。雄吉原より200m下に向屋敷という鑪跡。雄吉原にもタタラ跡もあり。 上流にホイトー原鍛治屋。その上流右の谷から茂田に向けて水路が作られカンナ流しに使用されていた。

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日記 > 2014年 > 3月28日 

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