秋の神之瀬峡を楽しむ 2019

2019年10月19日(土)神之瀬峡森林環境インストラクター協会 の公募イベント「神之瀬峡・秋の散策2019」の植物観察会を行いました。 参加者はスタッフ含め25名でした。参加された皆様、 講師をしていただいた浜田先生、ありがとうございました。

君田温泉で開会式

君田温泉で開会式

君田温泉で開会式2

君田温泉21番館前に集合し、9時半より開会、本日の講師浜田先生 にご挨拶いただきました。先生は「広島の山野草」を書かれて います。当会も長年ご指導いただいています。 スタッフ8名の簡単な挨拶のあと今日の行き先の説明などしたあと 各自車で先導者に続いて途中でサイカチの木を見たのち沓が原の駐車場に 行きました。沓が原ダム周辺をぐるっと回って植物など見ていきました。 途中から雨も降りましたが皆さん熱心に説明をきいておいでになりました。

浜田先生の説明を聞く参加者

浜田先生の説明を聞く参加者

この場所にはアザミが3種類あり区別する注目点は総苞が何段になっているかなど 教わりました。

イズモアザミ

イズモアザミ

イズモアザミ(総苞10段)ヨシノアザミ(ヨシノデンスケ先生の名)(総苞 7-9段)など。

マイマイが2種いました

サンインマイマイ

サンインマイマイがいました。中国地方に分布していて樹の上にいます。 セトウチマイマイより殻の背が高いのが特徴です。下側が黒い。

マイマイが2種いました

上の赤丸がサンインマイマイ、下の緑まるがコウダカシロマイマイ。サンインマイマイより白っぽくて 高さが低い。

オオヒヨドリバナ

オオヒヨドリバナ

サケバヒヨドリバナというのもあるがこちらはオオヒヨドリバナ

アオツヅラフジ

アオツヅラフジ

青色の実がきれいです。ツヅラフジに比べて葉柄が短く、毛が多い。葉の方は色々なのがあり区別にならない。花は黄白色。

メナモミ

メナモミ

種がねばねばしていて服や動物の皮膚にくっついて子孫を広範囲に残したいタイプ。手で触って 体験してみる。

沓ヶ原温泉跡地

沓ヶ原温泉跡地

ここに案内する時は紙コップ持参。炭酸が含まれている。ただ最近鉄分が多くなっていて 常時飲みたいようなものではない。

沓ヶ原ダム

沓ヶ原ダム

ダムの堰堤の上を渡って神之瀬川の対岸へ行く。山の紅葉は11月にならないとしっかりしない。

雨の観察会

雨の観察会

対岸でもヤマウルシ、ツリフネソウ、オオユウガギク、フユイチゴなど見ていくが 雨が強くなり鬱陶しい。

茶の花

茶の花

茶の花が綺麗に咲いている。おそらく植栽されたものだろう。

クコ

クコ

初めて見るクコの花(植栽)。クコ...日常ではあまりなじみがないが、薬膳サラダの中で 赤い実がアクセントになっていたの思い出した。

ランチは川魚料理

ランチは川魚料理

弁当を持ってきていたが、神之瀬フィッシングで昼食時間になるとのことなので 追加で予約してもらった。ここにきて食べるヤマメとほんとに美味しい。

神之瀬フィッシング

神之瀬フィッシング

神之瀬フィッシングがランチ場所になっていて良かった。雨もしのげるしおいしい 川魚もいただけた。

午後の散策スタート

午後の散策スタート

どんな植物に出会えるか、雨が降っても元気いっぱいの参加者。

オオキセル

オオキセルガイ

オオキセルがあちこちにいた。自然が豊かな場所だということがわかる。

タイシャクアザミ

タイシャクアザミ

タイシャクアザミが我々を見送ってくれました。

ハカタシダ

ハカタシダ

ハカタシダ

上を見る

上を見る

ミツバアケビやクマシデの葉

カエデドコロ

カエデドコロ

カエデドコロは葉柄のつけねに棘があります。ないのはツクバドコロ。

熱心な参加者

熱心な参加者

上のほうに色々な植物があり雨も上がってきて熱心に聞かれていました。

トキリマメのさや

トキリマメのさや

皆さんが熱心に上をみていたのは トキリマメの実。赤いさやがめだちますが、中の黒いまめはまだ見えません。

神野瀬川右岸散策

神野瀬川右岸散策

沓が原ダム堰堤から300メートル上流地点を散策。右岸というのは上流から下流を見たとき右側の岸を指します。今は上流方向へ向かって歩いています。

閉会の挨拶

閉会の挨拶

始めた沓が原の駐車場に植物観察しながら戻ってきました。15時21分閉会の挨拶を当会副会長がしました。そして現地解散です。熱心に指導いただいた浜田先生、協力しただいたインストラクターの皆様お疲れさまでした。参加された皆様ありがとうございました。

神之瀬峡INDEX

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フェイスブック

facebook.jpg(550 byte) 神之瀬峡森林環境インストラクター協会

 

観察した生き物

1.サイカチ

2.アカシデ

3.カラマツ(植林)

4.ムラサキシキブ

5.チャボガヤ

6.イヌガヤ

7.ウバユリ

8.ミツデカエデ

9.マムシグサ

10.ヤブムラサキ

11.ハナタデ(ヤブタデ)

12.ミズキ

13.ヤマハゼ

14.フユズタ

15.アキノノゲシ

16.キンミズヒキ

17.アキチョウジ

18.ノブドウ

19.ヨウシュヤマゴボウ

20.ノイバラ

21.ケシロヨメナ

22.アキノウナギヅカミ

23.ゲンノショウコ

24.オニノゲシ

25.アオイスミレ

26.イヌコウジュ

27.アカザ(外来)

28.カラムシ

29.コアカソ

30.アメリカセンダングサ

31.メナモミ

32.ミゾソバ

33.イズモアザミ(総苞10段)

34.イヌタデ

35.カエデドコロ(トコロとはヤマイモの仲間)

36.タイシャクアザミ

37.シシウド

38.ヨシノアザミ(ヨシノデンスケ先生の名)(総苞 7-9段)

39.キブシ

40.ヤマグワ

41.アオツヅラフジ

42.オオヒヨドリバナ

43.コウダカシロマイマイ

44.サンインマイマイ(広島県北だけ)カラが三角形

45.ヒメコウゾ

46.セイタカアワダチソウ(北アメリカ原産)

47.ヤブツバキ(最も照葉樹林の代表的植物)

48.アテツマンサク

49.コスミレ

50.ジュウガツザクラ

51.アベマキ

52.ウラスギ

53.オオモミジ

54.ツリバナ

55.ミツバウツギ

56.ヤマゼリ

57.イチヤクソウ

58.アキノキリンソウ

59.ヤマウルシ

60.ツリフネソウ

61.オオユウガギク

62.フユイチゴ

63.タニウツギ

64.トキワイカリソウ

65.ノコンギク

66.ヌルデ

67.コウヨウザン

68.カタバミ

69.メヒシバ

70.セイヨウタンポポ

71.イヌガラシ

72.ナガミノツルキケマン

73.ハナイバナ

74.オオギセル(有肺目キセルガイ科に分類される陸生巻貝の一種)

75.ハキダメギク

76.キバナアキギリ

77.ミツバアケビ

78.クマシデ

79.ウリカエデ

80.ツノハシバミ

81.キレハノブドウ

82.チャノキ

83.ノグルミ

84.イヌシデ

85.コアジサイ

86.フジ(ノダフジ)

87.ウラジロガシ

88.カナクギノキ(クスノキの仲間)

89.シロダモ

90.ツヅラフジ(オオツヅラフジ)

91.ヤマノイモ

92.ヤマガシュウ

93.トキリマメ

94.マタタビ

95.ツルウメモドキ

96.クマワワビ

97.ナツヅタ

98.チャセンシダ

99.ノキシノブ

100.タカハシテンナンショウ

101.ハンショウヅル

102.マルバアオダモ

103.ヤマコウバシ

104.コバノクロウメモドキ

105.キクバヤマボクチ

106.カンスゲ

107.アケボノソウ

108.ジャゴケ

109.ショウジョウバカマ

110.シシガシラ

101.ヒメタチクラマゴケ

102.オオバギボウシ

103.ヒメチャセンシダ

104.ヤマイタチシダ

105.アサクラザンショウ

106.ミゾシダ

107.カニクサ

108.ゼンマイ

109.ニガイチゴ

110.ナガバノモミジイチゴ

111.クサギ

112.オオヒヨドリバナ

113.コウゾリナ

114.サルトリイバラ

115.ケヤブハギ

116.イヌワラビ

117.ベニシダ

118.イノデ

119.イノコズチ

120.キンエノコロ

121.ムラサキエノコロ

122.アキノエノコロ

113.アキノノゲシ

114.スミレ

115.オトコエシ

116.シラカシ

117.マメアサガオ

118.ブタナ(茎が枝分かれする)

119.ヤハズソウ

120.ザトウムシ

121.コンギク

122.オオユウガギク

123.ヒメスミレ

 

役立つリンク

長山伸作さんの
山野草早分かり写真辞典

 

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