2018年4月12日神之瀬峡森林環境インストラクター協会 の会員研修で神之瀬峡で野鳥を見に行きました。 アオバトやブッポウソウなど合わせて33種の鳥を見聞きできました。
受付
2018年5月12日日本鳥獣保護連盟三次分会の漆谷会長が バードウイーク全国一斉探鳥会に合わせ神之瀬峡での探鳥会 を企画、案内。それに便乗して会員研修をしました。 君田温泉近くの駐車場で受付開会式が10時に。 日本野鳥の会の広島支部の人たちも参加されていました。 受付には青鳩の写真パネルがありました。
参加者プレゼント
参加費は200円でした。三次市が作った「三次を楽しもうと」いうA5版46ページの観光案内冊子や 山に落ちていたアオバトの羽なども用意してありました。
野鳥観察 神之瀬川
10時20分ぐらいに集合場所から車に乗り合わせてかつての櫃田村の神之瀬川ぞいに 野鳥観察をして登りました。
ブッポウソウの巣箱
三次市君田町櫃田の集落ぞいの電柱に7ヶ所ぐらいブッポウソウの為の巣箱が 設置されていて杵築神社の川をはさんで北側でまず最初の出会いがありました。 ここは人に慣れているようですが車から出ないで観察すると巣箱への出入りが 観察できるようです。この写真はさらに神之瀬川の上流部で撮影しました。 赤丸の中にブッポウソウがいます。
沓が原
更に上流の 沓が原の神之瀬ふれあいプラザ前の駐車場に車を止めてあたりの鳥を観察しました。 この場所が神之瀬峡の入り口で、ここから道が狭くなるので歩いて観察するのがいいでしょう。
神之瀬橋
上記の駐車場から60mの神之瀬橋の上で野鳥観察をしました。 右側上流に神之瀬発電所があり高暮ダムからの水で発電しています。 山の上にある送電線の鉄塔にブッポウソウが止まって我々をしばらく 観察したのち上流に飛び立っていきました。
神之瀬橋下流の山
神之瀬橋下流の 向こうの山の中腹の杉林の中になんとアオバトが5羽ぐらい飛んで入るのが見えました。
茗荷谷鉱泉とアオバト
茗荷谷公園に車を止めて120m歩いてきた所に来ました。 ここにアオバトが来ることが最近の漆谷さんの観察でわかりました。 アオバトは警戒心が強いのでここで水を飲んでいる所を上から見ることは 不可能でビデオなど設置して研究されています。
アオバトは塩分を必要とするのでどうやら海に遠いここで生活するアオバトにとって ここはオアシスになっているようですね。炭酸カルシウム弱塩泉というところでしょうか。 ここから30mぐらい川の中からあぶくが出たり道路下から鉄分も含んだ上記鉱泉が流れ出ています。 このことも神之瀬峡が稀少な場所で価値の高い環境であると認められます。
【youtube動画】茗荷谷鉱泉 神之瀬峡
鳥合わせ
10:30君田温泉から12:30茗荷谷公園までこの日見聞きできた野鳥を 参加者みんなで確認して解散しました。33種確認。
ブッポウソウ、ウグイス、カワラヒワ、サンショウクイ、オシドリ、 ダイサギ、アオサギ、ハシボソガラス、トビ、ヤマガラ、ツバメ、 スズメ、アオゲラ、キジバト、サシバ、セグロセキレイ、 キセキレイ、ジュウイチ、カッコウ、シジュウカラ、アオバト、 カケス、ヒヨドリ、コゲラ、オオルリ、キビタキ、サンコウチョウ、 ヒガラ、イソツバメ、コシアカ、メジロ、ホオジロ、カルガモ。