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オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ

庄原市高野町で撮影したオオハンゴウソウの写真。30年以上高野の地に定着している。田の水路や川沿いなどわりと水分が多いわきに咲いている。高原の夏の花のイメージがあるが外来植物である。図鑑では中部地方以北の寒冷な土地に分布するとある。 日光国立公園の戦場ヶ原などでは日本本来の高山湿地植物を駆逐するため防除作業が行われているようだ。 温暖化が進行する中、北海道大雪山国立公園にも進出しているようだ。 比較的温暖な高野では増えもせず減りもしないで住みやすい所に固まって咲いているが山地や草原にはここでは進出しにくい。ルドベキアの仲間。外来生物法の特定外来生物に指定されているので広がらないように注意したい。

特定外来生物

2004年にできた特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)により指定されている 生物のこと。植物ではナガエツルノゲイトウ、ブラジルチドメグサ、ミズヒマワリが2005年6月1日に指定された。 2006年2月1日より追加指定された植物はアゾルラ・クリスタタ(アカウキクサの一種)、オオフサモ(パロットフェザー)、 アレチウリ、オオキンケイギク、オオハンゴンソウ、ナルトサワギク、オオカワヂシャ、ボタンウキクサ(ウォーターレタス)、スパルティナ・アングリカ。日本の生態系を守るためこれらの生物を飼育、栽培、運搬、保管、輸入、野外に放したり植えたり蒔いたりすることが禁止されている。法律を破ると懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金が課せられるので注意したい。 

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