京都御所 承明門からの紫宸殿
京都御所は天皇がかつて住んでいた所。秋の特別公開で予約なしで見学できるので訪ねました。写真は南側の承明門から右近の橘をしたがえた紫宸殿。御所の正殿で、天皇の即位式などとりおこなわれた。平面は33メートル×23メートルの規模。装飾は少なく簡素だが威厳も感じる建物である。蔀戸(しとみど)が古式を伝えている。大正天皇の即位もこちらで執り行われた。
京都御所 紫宸殿
扁額には紫宸殿(ししんでん)と書いてある。その下 中央に高御座(たかみくら、天皇の座)、その東に御帳台(みちょうだい、皇后の座)が置かれている。右の写真は左近の桜と紫宸殿 今の建物は江戸時代の末に立てられたもの。
京都御所 諸大夫の間での和舞
諸大夫の間とは正式に参内したものの控えの間のことです。身分により部屋が違っていました。後ろの襖の絵にちなみ 虎の間、鶴の間、桜の間と呼ばれます。和舞(やまとまい)とは大しょう祭で演じられた歌舞です。 大和地方の風俗舞が元になっていて今でも春日大社で春日祭の時見る事ができます。陪従(楽人)による管弦の楽器の演奏と 歌にあわせて4人の舞人が舞う様子を人形で展示してありました。