天の橋立 写真
最近の人はそれほどでもないかもしれないが元禄のむかしより安芸の宮島と陸前の松島そしてこの丹後の天橋立(あまのはしだて)というのは日本三景と言われ、わが国を代表する美しい景観の場所として知られている。そんな憧れもあってこれを見てみたいとやってきた。
この海に伸びた細長い場所は砂州である。野田川からの土砂と海の砂のせめぎあいでここに砂が落ち着いたのだろう。海底の深さと潮流と川の流れのバランスが見事に組み合わされてできたのがこの景観といえる。宮津湾を南北にかかる細長いこの砂州は北側と南側のそれぞれからケーブルカーで高みに上がり見学できる。北側は笠松公園。この写真は南側の天橋立ビューランドから眺めたもの。わたしは南側の眺めがギザギザの砂浜が見えていいように思えた。展望所には観覧車やレストランもあるが季節はずれか利用客は少なかった。この日ここから北北東の丹後半島にある伊根の船屋にも行った。
天の橋立をリフトで見る
天橋立ビューランドからリフトで降りながら眺めを堪能する。
この細長い砂州に匹敵する場所が上甑島にあるという。いつか行ってみたいものだ。