menamomi.net   阿伏兎(あぶと)観音

阿伏兎(あぶと)観音

阿伏兎(あぶと)観音

尾道から松永を通り県道47号線を走り沼隈半島を鞆のほうに行く。あぶと別館の所で右折して岬の突き当たりにいくと磐台寺があり行き止まりになる。 阿伏兎観音とは磐台寺観音堂のことでこの岬に毛利輝元が創建したもので江戸時代も広重の版画にも登場するなど名所として知られています。

阿伏兎(あぶと)観音内部

阿伏兎(あぶと)観音内部

正暦3年(992年)頃に花山法皇により海の安全を祈願する観音様が祀られました。今もこの岬の上には灯台があり 海上交通の目印になっています。現在は子育や安産のご利益を求め観音様の参拝者が多くここを訪れています。

あぶと観音堂より見る燧灘

あぶと観音堂より見る燧灘

あぶと観音堂はぐるりと外を回ることができ燧灘の眺望が楽しめます。右はすぐ近くの田島。その隣は15km先の豊島、そして20 km先の高井神島、魚島、江ノ島と5つの島が見えています。

阿伏兎観音に来た弥次郎北八

弥次郎北八の物語

江戸時代に日本で最初に、文筆のみで自活した『東海道中膝栗毛』の作者として知られる、 十返舎一九描く厳島参拝膝栗毛に阿伏兎観音に来た弥次郎と北八が出てきます。

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