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出版社:ダイヤモンド社
今号の特集は「政府系ファンド」 300兆円の猛威 SWFとはソブリン・ウエルス・ファンド(Sovereign Wealth Fund、SWF)政府系ファンドの略である。 外貨準備高が世界一の中国。石油や天然ガスによる収入で潤う中東の国々などその豊富な資金を有効に運用 するため資本市場への占有率が高くなってきいてる。アラブ首長国連邦のアブダビ投資庁(ADIA)やシンガポールのテマセックとシンガポール政府投資公社(GIC)、中国の中国投資有限責任公司(CIC)などが有名。アブダビ投資庁は世界最大規模と言われている。
サブプライムローンによる損失で少なくなった欧米の銀行に資本を注入できたのはこれらSWFであった。 これら1500兆円もの資金を動かすSWFの動きを考慮することが今や資本市場で勝ち残る大きな要因になりつつあるので それらSWF(政府系ファンド)の内容や特徴を研究することが重要です。今回その辺を掘下げた特集が役にたちます。
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週刊ダイヤモンド の目次
2008/03/10発売号 「政府系ファンド」300兆円の猛威 サブプライムローン関連の巨額の損失によって資本を毀損した欧米の巨大銀行に救いの手を差し伸べたのは、中国、シンガポール、中東の政府系ファンド(SWF)だった。その資金は原油など商品価格の上昇や、ドル買いの為替介入によって、毎年1兆ドルのペースで積み上がり、2015年には15兆ドルに達するとの試算もある。そのすさまじい潜在力に、国家の別働隊ではないかとの脅威論も頭をもたげ始めた。 【Part1】中国の不穏、アラブの肥大 世界最大の“リスク” 中国CICを丸裸にする Column CIC総経理が幹部を務めた社会保障基金が示唆するもの Diagram 乱立するSWFとその経済的背景 溢れ出る脅威のオイルマネー アブダビ・ドバイSWFの正体 Column 中東のSWFマネーがドバイへ バブル懸念を吹き飛ばす楽観論 ソニー・福岡ドームの次を物色 日本に押し寄せるSWFマネー Interview 大和証券SMBC社長●吉留 真 Column 群がる日本の商社・証券会社 コバンザメ商法でマネー奪取 【Part2】世界主要SWF全評価 全公開! ピーターソン研究所28ヵ国32機関ランキング Interview 元米国財務次官補/ピーターソン国際経済研究所シニアフェロー●エドウィン・トゥルーマン 世界の主要SWF総論 保存版プロフィール シンガポール/UAE(アブダビ首長国)+UAE(ドバイ首長国) サウジアラビア+クウェート+カタール/ノルウェー+ロシア 米国(アラスカ州)+カナダ(アルバータ州)+カザフスタン+オーストラリア 中国+香港+韓国+マレーシア 【Part3】交錯する歓迎論vs警戒論 SWFは救世主か破壊神か 世界に広がる規制論争の真相 Column 米国でのロビー活動費は倍増! 大型案件の政治コストは青天井 財務省vs自民党 日本版SWFは是か非か Interview 内閣府特命担当大臣(金融担当相)●渡辺喜美 Interview 元財務官・日本格付研究所社長●内海 孚
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