四国は愛媛県津島町西遊魚センター利用でスキー仲間とダイビング (1997 7/31-8/3)
今年も夏がやってきた。7月の終わり。6度めの宇和島オフの季節。 昨年は母の入院のため参加できなかった。また今年も父がガンの検査に引っかかって いた。直前になり何でもないと精密検査の結果がでた。急遽参加させてもらう
7月31日 木曜日 広島から松山へ
この日はちょうど週2回の広島オフィス出勤の日。どうせぶらぶらしているのだから 3時過ぎ「帰るよ」って言って退社する。ダイビングショップにおいていた車に乗って 呉に向かう。初めての広島呉道路。900円。30分で呉に着く。呉阿賀港より呉松山 フエリーに乗る。約2時間。8470円。これだから四国は遠い。尾道−今治西瀬戸自 動車道が開通すると少しは近くなるかな。船は新しいニューカメリアで客室もきれいだ 。デッキに出る。西に傾いた太陽が波にあたってキラキラ輝いている。その中をいくつ もの船影が通り過ぎていくのをのんびり眺めているのは楽しいものだ。17時54分。 松山堀江港着。
松山から津島町針木の西遊魚センターへ
松山市内で道に迷いながらも無事通過。あっさり県庁方面の道を選べば よかったな。T字路が多くって面食らうよ。途中サンドイッチを食べながらドライブ。 のんびり走る車が多い。21時10分西遊魚センター着。入り口を間違え隣の家の路に おりてしまったのは私だけかな。1回目は あそぶ の車。2回目はアッシーの車。今回 は私の一人旅だった。広島市庁舎からの車の走行距離は156キロメートル。 宇和島から3っトンネルを超えたらすぐ右に曲がると覚えたらいい。わかりやすい場所 ではある。桟橋のほうでカップルが魚を釣っている他は人影なし。その二人も反応がないようなの でオフ関係者ではない。西のおやじさんの 「はじめ」 という掛け声でそうか息子さん が帰ってきているのだなとあとで知った。ボラが数尾釣れていたようだった。
一人竜宮風呂
知っている所なので一人竜宮風呂にかってにはいる。 海に面した大きなカラス窓の向こうにキラキラと星が輝いている。明かりをけしてのん びり入浴。今ごろレストランで食事中だろう。携帯の電話番号をしらなかったので連絡 のとりようもなかった。
そのうちやっと愛媛ナンバーの車が来る。出てきたのはたけを だった。お初のみきさんやしげ尢F達の裕子さんなどと部屋で話しながら明日の水中カ メラのセッテングなどする。そのうち見たことある顔しゅんすけ。けんたろうがやって きてジンレモンで酒盛り。TAKAさんはお初。そうこうしているうちにPEARLが 顔をのぞかせてラフト組みも到着。琵琶湖キャンプ以来のあそぶが疲れきった顔をして いる。1200k一人で運転して何回も何回もハードなラフトを楽しんだようだ。
私は明日にそなえて二階で就寝。でも0時を回っている。Y.M.OさんとJOKERが低音でデ ュエットしていた。
8月1日 金曜日 朝の散歩
朝5時頃には目がさめる。宿の前は海。桟橋を降りていくと生け簀があり沢山の タイがぐるぐると泳いでいてみごと。帰る日の朝民宿のおやじさんが冷凍したイワシの ブロックを投げ込んでいた。つり掘りになっている。35cmのタイ2尾で2000円 だ。魚がさばける人はおみやげにいいのでは。アイスブロックが100円いれるとでて くる自動販売機もある。海賊焼き用の貝も網につりさげて養殖している。
となりの民宿の向こうに海水浴のできる所かある。香りのよいはまゆうや白い鉄砲ゆり の咲く道をぬけるとすぐだ。砂浜ではないが遠浅になっている。湾の向こうに神社の鳥 居が見えるる。ちょっと泳ぐにはいい場所だ。
バイキンク形式の和食の朝食
そんな散策をしてかえると赤い大きなボルボが来た。アメリカでカスタムして輸入した 車で幅が広く後半分がトラックになっているユニークなものだ。もちろん金沢から来た VOLVO家族が乗っている。そしてバイクで来るはずのくやま。けいこ。ご夫妻も神 戸から車でやってきた。懐かしい顔である。
バイキンク形式の和食の朝食を食堂ですませる。昨日のうちに準備したソディアックや カヤック。バナナボート等の空気を再度入れ直す。おおかたはマシンと化したTAKA さんが入れたものだ。バナナボートの疲労亀裂がみつかりPEARL少しショック。で もすかさず修繕。うきものの上には地上で乗ると砂などで敗れることがあるらしいので きおつけなくては。
タンクは1本1800円
ダイビング用の空気タンクはまえはここで充填したものをリレー運搬したものだが今は 別な所で充填している。四角いキャリアの中に20ポン入っている。2トンの固定天井 クレーンがある。タンクやゾディアックやジェットをおろすのに大活躍。 タンクは1本1800円でやすい。ただオイルのにおいがすることがあり空気がまずい のが残念な所だ。
大きな民宿のはじめ号とパールのボートで竹が島へ出港
大きな民宿のはじめ号とパールのボート、それにタンクをのせた船外機のボートにゾディ アックやジェットをつないで10時半ぐらいに出港。初めて小さな船に乗って海を見る のか5家族の子供たちも緊張ぎみに海をみていた。いくつもの真珠養殖のあいだをぬけ て約20分ぐらい北西に進む。ここは竹が島。と民宿のおやじはいうのだが私は地図を 見ると高島ではないかと思うのだがどっちがほんとうなのだろう。ふたつの島は続いて いるので竹が島高島ということにしておこう。やや潮流があるが岸にちかずけばない。 くらげがいる。ここに碇をおろし一日遊ぶ。
50本目のダイビング
ここは私が5年まえ初めてライセンスをとって潜った場所。またここで記念の50本目 を潜ることができた。明るい日差しが海の中に注ぎ込む。青いソラスズメダイやクマノ ミたちが出迎えてくれる。北東方向は砂地でだんだん深くなっていっている。頭が80 度につきあがっている魚はイラだ。体長40cmなかなかきれいな色。青い体のハナハ ゼも初めてみる。砂地の色したオニダルマオゴゼは刺がありあぶないよく見て着底しな くては。キンチャクダイやヒメジの仲間もいる。くらげをつついて食べているのはとぼ けた顔したカワハギ君。ウニのようで長いトケ゛のガンガゼの中をソメワケベラの幼魚 が泳いでいたりする。岩陰にはコスジイシモチや小さなエビ。カサゴがじっとしていた りする。潜水時間64分。最大水深14.8m。
シュノーケルと引き物遊び
ダイビングを終えて御弁当を食べる。みんなはシュノーケルしたりジェットにのつたり 陸に上陸して休んだりバナナボートにのったり思い思いの海を楽しむ。ビールを飲んで 昼寝にいそしむ者。圧縮しきの水鉄砲で遊ぶ子供達。空は晴れている。
2本目のダイビング、海の中は色彩の宝庫
150m西の岩礁ちたいまでシュノーケルしていくとここは一面ソフトコーラルやテー ブルサンゴで覆われている。ミナミイスズミやタカベの子供達の群れが泳いでいる。 二本めはこちらまで海面を移動して潜る。小アジの群れもいる。黒に白のストライプが くっきりのイシダイの若魚の群れ。オヤビッチャ。ネンブツダイ。ソラスズメダイ。 オハグロベラ。キュウセン。ウミスズメ。3〜40cmのコロダイがすう尾ゆうゆうと およいでいたりもする。赤い色のトゲトサカや紫色のカイメン。海の中は色彩の宝庫だ 帰りは何もない砂地をコンパスをたよりに泳いで帰るがなかなか着かない。浮上して船 を確認。視界がない海の中を泳いでいると不安になることもある。 潜水時間54分。最大水深9.1m。
ゾディアック組、帰り道を迷う
16時40分エキジットするともうみんな帰りの用意。私はウエットをきたまま小さな 船外機に乗る。免許保持者TAKA。運転者しげ。ゾディアック後ろをついてきている 湾を半分近く帰り真珠のいかだがたくさんある所にかえったがどうも来た道とちがうよ うでわからなくなってしまった。事前に渡されていた無線機が役に立ちPEARL船に 連絡。位置を修正。迎えに戻ってきたPEARLと一緒に無事オレンジの屋根の群れが めだつ西遊魚センターに到着。器材をおろし水洗いして入浴。めったにしない手洗いで 洗濯もすませあとは夕食をたべればよい。
夕食 魚のすり身をつぶしたもの丼
さてさて 海でたっぷり遊んだ後の食事。今日の食事は写真に撮ってなかったよ。 おもいだしてみる。とっても面白いのはとろろ芋かとおもったら魚のすり身をつぶ したものでそれをご飯にかけて薬味を入れ醤油をかけて食べる。刺し身の盛り合わ せ。魚の煮付け。小アジのマリネ。スイカ。あとはわすれてしまった。けいこがま だ病院から帰ってないのでたいぞうがまめに二人の分取り分けていたのが印象に残 っているね。他のテーブルではちがう料理もあったみたい。
シーブリーズは蚊を防ぐ
さてこの食事の場所は海鮮バーベキューのできる東屋で今回新築されていた物だ。 いすが広い畳敷きになってくつろげていい。海もよく見える。野外なので蚊注意が 必要。虫除けスプレーなどあるといいね。なぜかシーブリーズをつけている人は臭 いのか蚊に刺されなかったようです。半分以上の人はここで遅くまで買い出しして 飲み明かしていたようです。私は明日に備えて早めの10時就寝。
8月2日 土曜日 西国組到着と朝食
あさ5時頃起床。けんたの声がする。西国組がついているようだ。部屋で仮眠して いるみたい。朝食の時、西国メンバー白星。ゆかりん。まるこ。IMA。イソちゃ んに初めて会う。会議室ではなじみのハンドルにこんな遠いところであうのもおか しなものだが私があまり地元でスキーに行かなくなったせいでもある。けんたのお みあげ博多めんたいは甘くて私にはよかったがほんとは辛いのがいいようらしい。 普通家ではしない生卵ぶっかけご飯。旅先ではなぜかしてしまう。かぼちゃの煮付 が人気があって早くなくなっていた。ジャガイモサラダ。トマト。生野菜などもい ただく。
記念撮影
もっと大きな写真 朝食の後は昨日と同じ引き物など準備してみんな桟橋に集まり記念撮影。今回は親子 組みが多いのが特徴。あそぶのA4サイズに伸ばしたFSKIオフ集合アルバムに もこんなに子供が集まるのは珍しいことであろう。
由良半島の南側へ行く
今日は西海にぐっと突き出した由良半島の南側へ行く。今日は船が1つ増え4そう 増えた船は免許とりたてのよっちいが運転。狭い船越運河も無事超えてよかったよ かった。
3本目ダイビング
今日の海の透明度はきのうよりはいい。10メートルの海底が見える。11時30 分朝1本めの潜行。海になげこんだゆかりんの浮き輪に群がる人たちを水中からパチ リとカメラに収める。光のシャワーが青い水中に差し込んで美しい。おおきな青ブ ダイがすう尾ゆっくり泳いでいる。銀鱗をたなびかせたニシン科の魚の群れ。マツ バスズメダイ。御食事中の黄色いチョウチョウウオ。きれいな水玉サンゴやクマノ ミ。螺旋状に触手を開いた色とりどりのイバラカンザシ。岩のあいだからはウッボ が顔をのぞかせている。ネンブッダイもいる。一生懸命撮った水中写真は露出アン ダーで情けない。やはりデーターをメモしておくべきだ又同じ失敗をすることにな る。潜水時間62分。最大潜水深度11.7メートル。ダイバーウォッチはしっか り記憶をしてくれる。水温25度。
カヤックにのり水上散歩
船に昼食の弁当を食べてジュース等のみくつろぐ。空気を入れたカヤックにのり水 上散歩。険しい断崖に生える木々の緑が美しい。陸に上陸したカップルが岩のはり 出した所の影で休んでいる。ワイルドで自然。周りには何も人工物もない。少し沖 にある真珠養殖のいかだを除けば。
4本目のダイビング
2時42分今日2本目の潜水。背鰭に強い毒のあるキリンミノカサゴがカイメンの傍ら でじっとしている。黒に黄色の縞のカゴカキダイ。食べると死ぬフグの仲間のキタ マクラ。クラゲをつつくカワハギ。赤いベラの仲間。初めてみるヨウジウオの仲間 どちらもひれに毒のあるカサゴとミノカサゴが私をはさんで両方うごこうともしな いうかつに刺激してはいけないので良いカメラアングルを探すのに骨がおれる。 4時40分浮上。潜水時間58分。最大潜水深度16.6メートル。
素潜りにチャレンジ
水上ではみんな思い思いに夏をたのしんでいる。ジェットで引っ張るボディボード に乗ったしゅんすけに拍手喝采。PEARLの船でビスケットやバナナボードを楽 しむ者。空気を入れたボートに船外機を付けた船で陸と行き来する者。シーカャッ クを楽しむもの。やさしいつんさんが白星に器材をかしている。ライセンスなしの 白星の命危うしと思っているとどうも耳抜きがうまくゆかずあがってきたようだ。 私は素潜りにチャレンジ。3時52分深度10.1m達成。ハイパーベンチレーシ ョンという早い呼吸を繰り返し頭からフィンのキックで海底へ。今まで6−7mが 最高だったから良い自信になる。
5時近くなったので船にのり西遊魚センターに帰る。器材をみんな洗っているが洗 い場が1つしかないので時間待ちを利用して今日は先に風呂へ。カメラも一緒に。 まさか風呂で写真とられるなんて。JRと娘さんをパチリ。
今日の夕食は海鮮バーベキュー
今日の夕食は海鮮バーベキュー。 サザエ。イカ。エビ。火にあぶられて動いている アワビ。しいたけ。なす。ししとう。焼き鳥などガス火の編み焼き。まめなけんた が焼いてくれる。刺し身もりあわせ。ソーメン。貝の煮付け。おにぎり。など満腹 満腹。
桟橋で花火
イソちゃんの持ってきたを桟橋でする。線香花火も盛り上がる。 その後その場で宴会。IMAフグのおみやげやらあそぶの新潟のおいしい酒 やら。梅酒を飲んだり。ゆかりんをあそぶがおそうになったり。それにしてもお酒 強いゆかりん。一升瓶うれしそうに抱いて楽しそうにお酌している。PEARLの マックノート私がホトショップみたいと言ったばかりに動かなくなってしまいせっ かく計算した会費内訳割り当てが...結局深夜パールは自宅に帰りデ−タ−リカ バリーのはめになってしまった。そのころあねごのつんさんとの交際物語は絶好調 になっていた。夜1時頃私は就寝。
8月3日 日曜日 西国メンバーの6人竜串へ
今日は天気が悪くなると言う予想も違いよく晴れた。食事を済ませあとはおのおの 適当に来たグループどうしで適当に解散したのだろうか。私は西国メンバーの6人 と南にドライブ。宿毛市を通り大月町を越え土佐清水市の竜串へ。ここでグラスボ ートに乗り海底のサンゴや魚達を見る。みのこしという化石蓮痕の景勝地でもある 白星。けんた車に乗せてくれてありがとう。西遊魚センターまで帰りあとは一人で 松山へ。意外と夕方は道が込んで内子町伊予市あたりはのろのろ運転。来たときよ り1時間半はよけいにかかる。8時半堀江港より船に乗り深夜広島についた。カプ セルでぐっすり8時過ぎ寝まで寝てそのまま出勤。たのしい旅が終わった。
皆さん有難う
PEARL ク−毎年思い出に残る宇和島オフを続けてくれてありがとう。これか らもいつまでもここで時々みんなに会えるとうれしいな。遠い親戚に久しぶりにあ えて顔みてやぁつていうだけ。それが一番の楽しみだったりするんだから。今年参 加できなかった人もまたここでやぁって会いましょう。今回7家族8人の2歳以下 の子供達にあえたりしてうれしかった。みんな事故や病気もなくいいこだったね。 みなさんおせわになりました。