Maroudo Shrine
客神社(まろうどじんじゃ)
左の参拝入り口から厳島神社の回廊を歩くと最初に通るのがこの客神社(まろうどじんじゃ) である。摂社の中で一番大きい。ここは天忍穂耳命(あめのおしほのみこと)天穂日命(あめのほひのみこと)天津彦根命(あまつひこねのみこと)活津彦根命(いくつひこねのみこと)熊野櫞樟日命(くまのくすのひのみこと)が祭られている。 厳島神社の祭典はここから始めるならわしになっている。
本殿は一重両流れ造り屋根は桧皮葺。幣殿、拝殿、祓殿の本社本殿同様にあり国宝に指定されている。 本殿回廊の柱が変化のある景観を造り出し平安時代様式の建築が雅な美しさを感じさせる。 後ろの五重塔もいいアクセントになっている。まわりの潮の満ち引きが時々刻々と景色に変化を与えている。秋の大潮の満潮時には床上に海水がかかるという。
厳島神社で結婚式をあげる時記念撮影をこの客神社をバックに入れて撮ることが多い。(本社祓殿前より撮影) 右の写真は入り口回廊(拝殿)からみた 客神社(まろうどじんじゃ)の祓殿(はらいでん)
客神社(まろうどじんじゃ)本殿
本社本殿と同じ、両流造り、桧皮葺 の客神社(まろうどじんじゃ)本殿。後ろは千畳閣。左は 両下造りの幣殿。